技術ブログ開設6か月の経過報告 ― 技術ブログのリアル

2020年2月5日にこのブログを開始して6か月経過したので、現状を報告します。これから技術ブログを立ち上げようとしている方がいれば、その参考になれば幸いです。

目次

アクセス数・PVの推移

1日当たりの平均ユーザー数と平均PVは以下の通りです。

おかげさまで多くの方に閲覧していただき、何とか月間2000PVに達したという状態です。もちろん、月間2000PVという数字がすごいのかどうかというと…、まあ一言でいうとブロガー界でのビギナーレベルなのですが(笑) それでも、自分の書いたつたない記事を2000回も見ていただいているということで、読んでいただいた皆様には感謝しております。

他人と比べても仕方がないのですが、半年で10,000PV超えているブログとかを見ると本当にすごいなぁと思います。いや、正直に言って雲の上の存在ですね(笑)

もちろん、PVが伸びない理由は分かっていて、内容がニッチ過ぎるのだと思います…。そもそも、メインコンテンツの技術情報はプログラミングのコードだらけで、それだけで一般のユーザーを寄せ付けないだけのパワーがあるのです。さらに、普通は統計をやるならRを使うし、バイオインフォマティクスならLinuxにRやPythonを組み合わせるのに、敢えてRを忌み嫌ってすべてPythonで押し通そうとするニッチ路線まっしぐらなブログなのです。

もちろん、勘違いしないでほしいのはRが劣っていると言っているのではないということです。むしろ素晴らしい言語だと思います。ただ、私の能力が不足していてその素晴らしさに気づけていないだけです。関数名の中にドット(.)が入っている生理的な気持ち悪さや、一応オブジェクト指向を謳っているもののS3クラスやS4クラスなどいろいろあり、言語仕様が凡人には理解しがたいと感じてしまうのは私だけでしょうか…。 超高機能関数電卓としてR Studioを大変活用させていただいております。

まあ、ニッチ路線のブログだからこそ、ライバルが少ないので書いた記事がすぐにGoogleやBingの検索上位に出てくるのはメリットですけどね。ちなみにどういうアルゴリズムの違いか分からないですが、新着記事はGoogleよりもBingの方が早く(早ければ投稿した当日には)上位に上がってくる印象はあります。そんなニッチワードを検索するのは自分だけかもしれないですけどね(笑)

ちなみに、PVによるブロガー番付表というのがあって、月間10,000PVから中級、月間300,000PVから上級らしいです。

スキルアップブログ
ブログのPVとは?ブロガー番付表からわかるアクセスアップの難しさと面白さ ブログのPVとは?と思う初心者ブロガーもいるでしょう。PVとは「ベージビュー」のことで、ブログ記事1つを閲覧されると1PVとなります。その他にもアクセス数というのがあり...

まずは、中級を目指したい…。

カテゴリ別PV推移

愚痴が混じってしまいましたが、続いてカテゴリ別の月間PVの推移です。

基本的にこのブログは自分の勉強したことをまとめているだけなので、扱う内容は多岐にわたります。そのためカテゴリが大量にあるのに反比例して、それぞれのカテゴリの内容は浅くなってしまっています。一つのカテゴリに集中した方がよいとは思うのですが、あくまでもアクセスアップよりもブログによる自分のスキルアップの方が大切だと考えているので、今後もこのままの路線で行くことになると思います。

当サイトの人気カテゴリとエース記事

当サイトの一番人気はOpenCVとなっています。実はOpenCVの記事は3月に書いて以来全く追加していないのですが、じわじわとアクセスが増えてきて、先月はPVの1/4弱を占めるまでに成長しています。しかも、そのアクセスの1/3は「OpenCVの座標系と画素値【OpenCV】」が占めていて、こちらが当サイトを支えるエースとなっています。

基本的に技術ブログの記事はすべてがストック型の記事で、トレンドブログのように時間とともに陳腐化することなくブログの資産としてたまっていくことがよくわかりますね。

3大エースの残り2つは、「実験ノートの電子化 (電子ラボノート)」と「PCR検査陽性で実際にコロナに罹っている確率は? ― 感度・特異度・適中率の関係」です。2つしか記事のないスマート・ラボのカテゴリが、実験ノートの記事のおかげでランキング上位に食い込んでしまっています。そして、「感度・特異度・的中率」の記事は公開1週間で他の2つの記事に迫るPVを出していることから、底知れぬ潜在能力を感じます。ただし、これはコロナ関係のトレンド的な要素もあると思われます。

Google AdSenseについて

Google AdSenseに審査に苦労したという体験談をよく目にしますが、実はAdSenseは記事にするまでもなくすんなり通ってしまいました。Googleのエンジニアさんは同業者のブログに甘いのかな?などと変な妄想をしてしまったりしています。

ちなみに技術ブログのAdSenseのクリック率は非常に低いです。これは有名な話で、「こういう時はどういうプログラムを書けばよいのか?」という明確な疑問点をもったエンジニアがブログを訪問しても、疑問点が解消されればそのまま帰っていくし、疑問点が解消されなくてもGoogle検索を続けるだけで、広告をクリックするという行動にはなかなか結び付かないのです。特に業務時間中に調べ物をしているエンジニアはどう考えても広告はクリックしないですよね?実際自分の今までの行動を振り返ってみても、調べ物をしているときに広告をクリックしたことはないような…。

例えば以下のブログに、技術ブログの収益について書いてありますが、このブログでもAdSenseは同レベルだと思います。

https://tomokazu-kozuma.com/can-technical-blog-be-earned/

技術ブログを続けてきた感想

まずブログで手っ取り早くひと稼ぎしようとしている人は技術ブログはやめておいた方がいいかもしれません。自分の今までの経験を振り返ってみてください。AdSenseの広告を何回クリックしたことがありますか?もしほとんどクリックしたことがないのなら、おそらくあなたのブログを読んでくれている人もクリックしてくれないでしょう。

それでも、技術ブログを続ける意味は大いにあると思います。実際にやってみて実感しましたが、専門的な技術情報をアウトプットするにはあやふやな知識では記事を書くことはできず、本当にしっかりと理解している必要があります。そして、記事に書くことでその知識やスキルは定着します。なんといっても、自分で書いた記事が自分にとっては一番わかりやすいので、「この時はどういうコードを書けばよかったかな?」というときに自分の記事を読めばすぐにコーディングすることができます。

そして、技術ブログで記事が増えてくれば、それは何よりも自分の持っているスキルをアピールする場になります。もしかしたら、その記事をきっかけに新たな仕事が入ってくるかもしれませんし、新たなつながりができるかもしれません。

AdSense収入やアフィリエイト収入もあるに越したことはないのですが、それ以上のプライスレスな価値が技術ブログにはあると感じました。

今後の予定(というか、現状の課題)

サイトのデザイン

HTML/CSSは全く専門外で、このサイトもネットで調べながらコピペでCSSを構築しています。最初からCocoonとかのテーマを使えばよかったのかもしれませんが、すべてお任せのテンプレートを使ってしまうとカスタマイズ性が落ちる気がして、このサイトではデフォルトテーマの一つであるTwentySeventeenを使用しています。ただ、いまいち思い通りの動作になっていない部分もあり、いつか修正したいと思っているのですが、いつになることやら…。

サイトのデザインももう少しどうにかならないものかとは思いつつ、センスがなくてずるずるとここまで来てしまっています(笑)

SNSの活用

一応Twitterもやっているのですが、残念ながらほとんど活用できていません。いかんせん、このサイトで扱っている内容がマニアックすぎて、自分のフォロワーのクラスタとは違いすぎるのです。このサイト専用のアカウントを作って、ブランド化してもいいのでしょうか。

アイキャッチ画像の作成

本当は記事のアイコンとなる画像を作らないといけないのですが、完全にさぼっています。これもサイトのブランディングには必須なのでしょうね。


まだまだいろいろとやりたいことはありますが、それだけまだ伸びしろがあるということだと勝手に解釈しています!

これからも自分のペースで気まぐれに記事を投稿することになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

six + thirteen =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次