ようやくWebsiteとしての体裁が整って、「BioTech ラボ・ノート」がローンチしました!まだコンテンツは空ですが、これから中身も充実させていきたいと思っています。
[toc]「BioTech ラボ・ノート」でやりたいこと
このサイトで自分の持っている情報をアウトプットすることで、その理解や考えを整理して自分自身の成長につなげるとともに、ほかの人の役に立てるようになれればいいなと思っています。
特に、今の時代は生物研究においても情報解析のテクニックは避けては通れなくなってきており、このサイトの情報がその手助けになれればいいなと思っています。自分自身は生物研究もまだ始めたばかりの初心者ですが、幸いプログラミングのスキルや医学領域の知識・経験なども持ち合わせているので、その強みをここで生かしていきたいです。
今後やりたい研究:「がん研究×コンピューター」
がんの基礎研究にコンピューターの力を組み合わせて何か新しいことができないかなと夢見ています。「がん研究×コンピューター」というと、バイオインフォマティクス・統計処理などがまず出てきて、最近では画像処理とAIの組み合わせなどがトレンドかもしれません。そのようなトレンドも押さえつつ、個人的なライフワークとして取り組みたいと思っているのはがん自体をコンピューターでシミュレーションすることです。
例えば、エージェントモデルを用いて、細胞一つ一つをエージェントとして最新のがん研究の知見を組み込み、また血管や免疫系などの周囲の環境情報もエージェントとして組み込んで、シミュレーションを行えれば非常に面白いと思います。その組み込むモデルには、バイオインフォマティクス研究による遺伝子発現の情報も必要になると思いますし、数理生物学的な知見も必要になります。あるいはAIの力を用いて研究を発展させることも必要かもしれません。
がんをコンピューターで再現できれば、その シミュレーション上で薬物治療や放射線治療を行うことでその効果を予測できるかもしれませんし、その結果をもとに治療の最適化が可能になるかもしれません。あるいは、必要のない動物実験が不要になるかもしれません。そのような世界を目指しています。
当サイトの構成(予定)
技術情報
主にプログラミングの技術情報をアウトプットしていきます。
シンプルで扱いが容易な汎用プログラミング言語のPythonがAI研究などでトレンドとなっており、ここでもPythonを用いた技術情報を掲載していこうと思います。
また、統計処理では一般的にR言語が用いられますが、R言語は基本的に統計処理に特化したプログラミング言語であり、AI研究や画像解析などと組み合わせるにはPythonを用いて統計処理を行った方が扱いが容易になります。このように汎用プログラミング言語のPythonを用いて統計処理を行えば、ほかの処理との連携が容易になりますので、Pythonを用いた統計処理のテクニックもここで掲載していこうと思います。
そのほかには、自分がソフトウェア開発で扱っているUWPアプリやMicrosoft Graphを用いた開発の情報などについてもアウトプットしていきたいと思います。
がん研究の最新情報
がん研究は日進月歩で進んでおり、世界のがん研究のトレンドにキャッチアップしていけるようにここでアウトプットしていこうと思います。
特にホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は今後のがん治療として有望であり、また日本が世界をリードしていける数少ない研究として個人的に注目しているので、その情報を多く発信していきたいと思っています。
なお、ここに掲載する情報は正確性には注意しますが、管理人自体の興味の範囲により情報の偏りが出てくるかもしれませんが、その点はご了承ください。
また、番外編として、がん研究に限らない一般的なことも載せるかもしれません。
デジタル・ライフハック
忙しい研究者にライフハック術は必須です。そんな研究ライフをサポートできるような、特にITを活用したライフハック術の小ネタをアウトプットしていきたいと思っています。
最後に
上記のようなコンセプトで徐々に情報を増やしていこうと思っています。
情報の正確さには努めていきますが、あくまでも個人サイトですので、その利用は各自の責任でお願いいたします。また、ここで発信した情報はいかなる組織を代表するものでもなく、すべて私見であることもご理解ください。
それでは、今後とも「BioTech ラボ・ノート」をよろしくお願いいたします。
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