加速器BNCT治療システムが医療機器として承認される見込みになりました!【BNCT】

2020/2/19に厚生労働省薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会で審議され、京大・住友などのグループの加速器BNCT治療システムが医療機器として承認されることが了承される見込みとなりました。(プレスリリース)

まずは治療装置の承認が得られそうなので、あとは治療薬の承認が得られれば、いよいよ(研究所ではなく)病院で行われるBNCTが本格的に始まっていきそうですね。原子炉ではなく病院で1年中いつでも行える治療になって初めてがん治療の選択肢の一つとして考えることができるようになります。

これから盛り上がっていきそうなBNCTにますます目が離せません!

ショートカット?シンボリックリンク? – ファイル・フォルダにリンクを張る方法【Windows】

Windowsユーザーならショートカットは使ったことがあると思います。ショートカットの本体は、目的のパスが記載された単なるファイル(拡張子 .lnk)であるので、エクスプローラで素早く目的のファイル・フォルダを開くためには役に立ちますが、ほかのプログラムやコマンドからアクセスしようとすると思ったようには動作してくれません。例えば次のようなケースではショートカットではうまくいきません。

OneDriveでデータを同期していて、自宅のデスクトップPCではOneDriveはDドライブ直下だが、持ち運び用のモバイルPCではCドライブ直下にOneDriveフォルダを置いているとします。この時、あるアプリケーションでOneDrive上のフォルダを開くためにはPCごとにデータの保存先を正しく指定しなくてはいけません。
例えばPythonで何か処理するプログラムを組んでいて、ソースコードをGitHubなどでPC間で同期していても、ファイルの保存先は扱っているPCごとに毎回書き換えなくてはいけなくなってしまいます。こういう場合に、ショートカットを用いても、Pythonプログラムからは、そこに.lnkファイルがあると認識されるだけですよね?

こういう場合には、「シンボリックリンク」というものを活用すると解決できます。

“ショートカット?シンボリックリンク? – ファイル・フォルダにリンクを張る方法【Windows】” の続きを読む

BNCTの過去・現在・未来 – 日本が世界をリードするがん治療【BNCT】

BNCTは将来が期待された新しいがん治療ですが、まだ研究段階の治療であり実際に治療できる機会は非常に限られています。ここでは、BNCTの現状と今後どのように発展していくかの展望についてお伝えしていきます。

BNCTについては「BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)とは? – BNCTの原理と他の治療法との比較」をご覧ください。

“BNCTの過去・現在・未来 – 日本が世界をリードするがん治療【BNCT】” の続きを読む

BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)とは? – BNCTの原理と他の治療法との比較【BNCT】

BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)という新しい治療法を聞いたことはありますか?
BNCTは放射線治療の一種ですが、従来の放射線治療とは大きく異なる画期的な治療法です。最近では、第4のがん治療法と呼ばれる免疫療法に続く、「第5のがん治療法」としてマスコミに取り上げられることも増えてきたので、徐々に耳にする機会も出てきたのではないでしょうか。

では、いったいどのような治療なのでしょうか?

※「BNCTの過去・現在・未来 – 日本が世界をリードするがん治療」も併せてご覧ください。

“BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)とは? – BNCTの原理と他の治療法との比較【BNCT】” の続きを読む

お薬手帳の電子化のススメ

突然ですが、お薬手帳使っていますか?

お薬手帳は病院を受診して薬が処方された際に薬局でもらえるもので、自分の飲んでいる薬を管理するための大切なものですね。病院を受診したときに医師や薬剤師に見せて、薬の飲み合わせを確認したり、副作用などの情報を確認したりします。
しかし、頻繁に病院にかかっているならきちんと管理できますが、たまにしか病院を受診しないのであれば、いざ病院を受診しようとしたときにお薬手帳がなくなってしまっているのが現実ではないでしょうか?そうなると、病院を受診してお薬をもらうたびにお薬手帳が増えていって…、ということになって、過去の内服を管理するという本来の目的は遠い彼方に行ってしまいます。

“お薬手帳の電子化のススメ” の続きを読む