condaで知っておくと便利なコマンドをまとめています。
condaについてやAnacondaを用いた環境構築は「Anacondaによるデータ解析環境の構築」をご確認ください。
目次
パッケージ管理
conda config --add channels <チャネル名> | condaがパッケージを探すレポジトリに<チャネル名>を追加する |
conda config --get channels | condaがパッケージを探すレポジトリを表示する |
conda config --remove channels <チャネル名> | condaがパッケージを探すレポジトリから<チャネル名>を削除する |
conda install <パッケージ名> | <パッケージ名>をインストールする |
conda install <パッケージ名>=<バージョン> | バージョンを指定してパッケージをインストールする |
conda install -c <チャネル名> <パッケージ名> | ダウンロード元のレポジトリを<チャネル名>に指定して、パッケージをインストールする |
conda list | 環境にインストールされているパッケージの一覧を出力する |
conda list -n <環境名> | <環境名>にインストールされているパッケージの一覧を出力する |
conda search <パッケージ名> | <パッケージ名>をレポジトリから検索する |
conda uninstall <パッケージ名> | <パッケージ名>をアンインストールする |
conda update --all | インストール済みのすべてのパッケージをアップデートする |
主なcondaのチャネル
- bioconda: バイオインフォマティクス系のパッケージが数多く含まれています。
- conda-forge: github上のコミュニティ主体のパッケージコレクションです。
- defaults: condaがデフォルトで探すレポジトリです。
defaultsに含まれないパッケージがconda-forgeに含まれていたり、新しいバージョンが登録されていたりする場合も多いので、こちらも確認してみましょう。
conda install -c conda-forge opencv
上記のようにして、毎回チャネルを指定することもできますが、よく使うチャネルの場合は、以下のように登録してしまうと便利です。
conda config --add channels conda-forge
仮想環境の管理
conda activate <環境名> | <環境名>を有効化する |
conda create -n <環境名> | <環境名>の仮想環境を作成する |
conda create -n <環境名> <ライブラリ名> | <環境名>の仮想環境を作成し、<ライブラリ名>で指定されたライブラリをインストールする(複数指定可能)。 |
conda info -e | condaが管理しているすべての環境を表示する |
conda remove -n <環境名> --all | <環境名>の仮想環境を削除する |
仮想環境の作成
env1という仮想環境を作成するときは次のようにします
conda create -n env1
ただし、これではenv1には何もインストールされていない状態になります(Pythonもインストールされていない!)。
conda create -n env2 python=3.7
これでenv2にはPython 3.7がインストールされました。なお、バージョン名を省略すると最新版がインストールされます。
conda create -n env3 python=3.7 numpy=1.18.0
このように必要なライブラリをスペース区切りで複数追加することも可能です。
conda create -n env4 anaconda
上記のようにして、Anacondaに含まれているライブラリをすべてインストールしてしまうことも可能です。
conda自体の管理
conda update conda | condaのアップデート |
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