ndarray クラス (numpy モジュール)
class ndarray()
- N次元配列を扱うためのクラス
- 多重リストとの違い
- 多重リストは動的に変更可能だが、ndarray の形状変更には全体の削除・再生成が必要になる
- 多重リストはリスト内でその要素の型が異なることが許されるが、ndarray は基本的に全て同じ型の要素で構成されていなければならない
- 多重リストとは異なり、ndarray は各次元ごとの要素数が等しくなければならない
- ndarray は、行や列を対象とした多くの高度な数学的操作を、多重リストより容易かつ高速に適用できる
- array関数、zeros関数、empty関数によってオブジェクトが生成される
Contents
インスタンス変数
dtype
- 配列のデータ型 <dtype>
ndim
- 配列の次元 <int>
shape
- 配列の次元ごとの要素数のタプル
size
- 配列の要素数 <int>
T
- そのndarrayの転置行列 <ndarray>
特殊メソッド
インスタンスメソッド
ravel(order=’C’)
ndarrayを1次元化します。
reshape(shape, order=’C’)
- 引数
- shape : 新しい形状 <int / tuple(int)>
- 戻り値
- return : 新しいndarray <ndarray>
ndarrayの要素を変えずに、形状(shape)を指定されたものに変換します。
numpy.reshape関数と同一です。(詳細はnumpy.reshape関数を参照してください)
tolist()
- 引数 : なし
- 戻り値
- y : ndarrayの要素を表すリスト(多次元配列の場合は入れ子構造になっている) <list>