配列生成関数 (numpy モジュール)
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目次
形状や値を指定して生成
ones
ones(shape, dtype=None, order=’C’)
- 引数
- shape:作成する配列の形状 <int / tuple(int)>
- dtype:作成する配列のデータ型 <data-type>
- order:作成する配列のデータ保持形式を指定する <{‘C’, ‘F’}>
- ‘C’:行優先データ順 – Row-major (C-style)
- ‘F’:列優先データ順 – Column-major (Fortran-style)
- 戻り値:作成された多次元配列 <ndarray>
与えられた形状の、要素がすべて1の配列を作成します。
zeros
zeros(shape, dtype=float, order=’C’)
- 引数
- shape:作成する配列の形状 <int / tuple(int)>
- dtype:作成する配列のデータ型 <data-type>
- order:作成する配列のデータ保持形式を指定する <{‘C’, ‘F’}>
- ‘C’:行優先データ順 – Row-major (C-style)
- ‘F’:列優先データ順 – Column-major (Fortran-style)
- 戻り値:作成された多次元配列 <ndarray>
与えられた形状の要素が0の配列を作成します。
すでにある配列から生成
array
array(object, dtype=None, copy=True, order=’K’, subok=False, ndmin=0)
- 引数
- object : ndarrayを作成するもとになる配列 <array-like>
- dtype : 作成する配列のデータ型 <data-type>
- copy : <bool>
- order : 作成する配列のデータ保持形式を指定する <{‘K’, ‘A’, ‘C’, ‘F’}>
- subok : <bool>
- ndmin : <int>
- 戻り値:生成されたndarray <ndarray>
数値範囲から生成
arange
arange([start, ]stop, [step, ]dtype=None)
- 引数
- start : 等差数列の始点(省略可能、デフォルトは0) <int / float>
- stop : 等差数列の終点 <int / float>
- stopで与えられた値未満の値までの数列となります(stopの値は含まれない)
- step : 等差数列の公差(省略可能、デフォルトは1) <int / float>
- dtype : データ型
- 戻り値
- arange : 生成された等差数列 <ndarray>
与えられた条件の等差数列を生成します。
linspace
linspace(start, stop, num=50, endpoint=True, retstep=False, dtype=None, axis=0)
- 引数
- start : 生成する配列の最初の値 <array-like>
- stop : 生成する配列の最後の値 <array-like>
- num : 生成する配列の要素の数(負でない値で指定する必要がある) <int>
- endpoint : stopで指定した数値を配列の要素に含むかどうかを指定する <bool>
- True : stopで指定した値も配列の要素に含む
- False : stopで指定した値は配列の要素に含まない(stopの値未満までが配列の要素になる)
- retstep : 生成された配列の要素の間隔を取得するかどうかの指定 <bool>
- True : 戻り値としてsamplesとstepを返す
- False : 戻り値はsamplesのみとなる
- dtype : 出力する配列のデータ型、指定がなければ引数の配列からデータ型を推測する<dtype>
- axis : 生成する配列の軸の数を指定する(start / stop が配列で与えられたときに有効なパラメーター) <int>
- 戻り値
- samples : 生成された一次元配列 <ndarray>
- step : 生成された1次元配列の要素の間隔(retstep=Trueの時のみ出力される) <float>
与えられた区間の、均等に区切られた数字の配列を生成します。一次元の等差数列を生成する場合は、startとstopには int / float を指定します。