ARG4BNCT ver. 1.0 マニュアル

ARG4BNCT ver. 1.0 マニュアル

解析の準備

ARGで取得した画像を保存するためのフォルダに「1. HE_Marker」「2. HE」「3. Pits_Marker」「4. Pits」「5. Mask」の以下の5つのフォルダを作成します。それぞれのフォルダには以下の画像を保存します。

1. HE_Marker組織マーカー画像
2. HE組織画像
3. Pits_Markerピットマーカー画像
4. Pitsピット画像
5. Mask

このフォルダのテンプレートは以下に用意しています。

解析手順

本アプリを用いることで、ARGのピット密度を求めて、組織染色画像と重ね合わせることができます。

なお、組織切片厚やフルエンスなどを入力する項目も用意していますが、その項目は現状では機能していませんのでご了承ください。今後ピット密度からホウ素濃度を求める機能を実装した際に用いる予定です。

Step 1:解析フォルダを選択する

解析対象となる画像が含まれたフォルダを選択します。このフォルダは上記のテンプレートに従っている必要があります。

Step 2:位置合わせを行う

まず「自動位置合わせ」を行い大まかな位置合わせを行ってから、手動で微調整します。位置合わせ結果は忘れずに保存してください。

Step 3:ピットを検出する

「検出」ボタンをクリックすることでピット画像からピットを自動で検出します。なお、ピット密度が高い場合や、ピット画像の枚数が多い場合はこの処理に時間がかかる場合があります(30分以上)。検出処理中はアプリの操作ができませんのでご了承ください。

Step 4:組織画像とマージさせる

「組織画像とマージ」をクリックすることで、上記結果をもとに組織画像とピット画像をマージさせた画像を作成します。