matplotlib.colors モジュール
matplotlibにおける色の指定方法について
matplotlibでは以下の方法で色を指定できます。
色として指定した値のデータ型に基づいて、自動的に以下のどの色の指定方法かが解釈されます。
RGB / RGBAで指定
- 0~1.0の間のfloatのタプルで指定します。
- タプルの要素数が3つの時はRGBとして解釈されます。
- 例:(0, 0, 1) -> 青
- 例:(0, 1, 0) -> 緑
- 例:(1, 0, 0) -> 赤
- 例:(0.5, 0.5, 0) -> オリーブ色
- タプルの要素数が4つの時はRGBAとして解釈されます。(4つ目の値がアルファ値になります)
- 例:(0, 1, 0.5, 0.1)
グレースケールで指定
- 0~1.0の間の文字列で指定するとグレースケールとして解釈されます。
- この時、グレースケールを表す数値は数値型<int / float>ではなく、文字列型<str>で指定することに注意してください。
- 例:’0.5′
16進数表記で指定
- HTMLカラーコードなどで用いられる16進数表記の文字列で指定します。
- 例:’#FFFFFF’ -> 白
- 例:’#FFFF00′ -> 黄色
- 例:’#0000FF’ -> 青
色名で指定
- BASE_COLORS、CSS4_COLORS、TABLEAU_COLORS、XKCD_COLORSで定義されている色名を表す文字列で指定します。
- 例(BASE_COLORS):’b’, ‘g’, ‘r’
- 例(CSS4_COLORS):’black’, ‘green’, ‘blue’
- 例(TABLEAU_COLORS):’tab:blue’, ‘tab:red’
- 例(XKCD_COLORS):’xkcd:cloudy blue’, ‘xkcd:boring green’
目次
クラス
グローバル変数
BASE_COLORS
- matplotlibで使用可能な基本色と対応するRGB表記の一覧 <dict>
ここでは以下の色が定義されています。
cnames
- matplotlibで使用可能なWebセーフカラーと対応する16進数表記の一覧 <dict>
- CSS4_COLORSと同じです。
CSS4_COLORS
- matplotlibで使用可能なWebセーフカラーと対応する16進数表記の一覧 <dict>
ここでは以下の色が定義されています。
TABLEAU_COLORS
- データ視覚化ツールTableauで用いられる色でmatplotlibで使用可能なものと、対応する16進数表記の一覧 <OrderedDict>
ここでは以下の色が定義されています。
XKCD_COLORS
- matplotlibで使用可能なxkcdカラーと対応する16進数表記の一覧 <dict>