画像ファイル入出力

画像ファイル入出力

[APIドキュメント]

グローバル変数

ImreadModes

@ [APIドキュメント

imread関数におけるオプションを格納しています。

-1IMREAD_UNCHANGED画像を変換せずにそのまま読み込む
アルファ・チャンネル(透明度)が含まれる場合はそれも維持される
0IMREAD_GRAYSCALE強制的にグレースケール画像として読み込む
1IMREAD_COLOR強制的にBGRカラー画像として読み込む.画像の透明度は無視される.
2IMREAD_ANYDEPTH
4IMREAD_ANYCOLOR
8IMREAD_LOAD_GDAL
16IMREAD_REDUCED_GRAYSCALE_2
17IMREAD_REDUCED_COLOR_2
32IMREAD_REDUCED_GRAYSCALE_4
33IMREAD_REDUCED_COLOR_4
64IMREAD_REDUCED_GRAYSCALE_8
65IMREAD_REDUCED_COLOR_8
128IMREAD_IGNORE_ORIENTATION

ImwriteFlags

@ [APIドキュメント

1IMWRITE_JPEG_QUALITYJPEGフォーマットの画像品質
デフォルト値は95
2IMWRITE_JPEG_PROGRESSIVE
3IMWRITE_JPEG_OPTIMIZE
4IMWRITE_JPEG_RST_INTERVAL
5IMWRITE_JPEG_LUMA_QUALITY
6IMWRITE_JPEG_CHROMA_QUALITY
16IMWRITE_PNG_COMPRESSION
17IMWRITE_PNG_STRATEGY
18IMWRITE_PNG_BILEVEL
32IMWRITE_PXM_BINARY
IMWRITE_EXR_TYPE
IMWRITE_EXR_COMPRESSION
64IMWRITE_WEBP_QUALITY
128IMWRITE_PAM_TUPLETYPE
256IMWRITE_TIFF_RESUNIT
257IMWRITE_TIFF_XDPI
258IMWRITE_TIFF_YDPI
259IMWRITE_TIFF_COMPRESSION
272IMWRITE_JPEG2000_COMPRESSION_X1000

関数

imread

@ [APIドキュメント

imread(filename[, flags]) -> retval

  • 引数
    • filename : 画像のファイルパス(相対パス or 絶対パス) <str>
    • flags : 画像の読み込み方法を指定するためのフラグをImreadModesで指定します <int>
      • デフォルトはIMREAD_COLORです。
  • 戻り値
    • retval : 読み込まれた画像データ <ndarray>

filenameで指定された画像ファイルを読み込み、ndarray配列として取得します。

  • 読み込む画像ファイルの形式は拡張子ではなく、画像データそのものから判別されます。
  • 画像のファイルパスに日本語が含まれている場合は読み込みに失敗します。
  • 画像の読み込みに失敗した場合(画像が存在しない、サポートされていない画像形式 etc.)は、特にエラーは返されずに空の配列が返されます。

なお、読み込み可能な画像形式は以下の通りです。

  • Windows bitmaps – *.bmp, *.dib
  • JPEG files – *.jpeg, *.jpg, *.jpe
  • JPEG 2000 files – *.jp2
  • Portable Network Graphics – *.png
  • WebP – *.webp
  • Portable image format – *.pbm, *.pgm, *.ppm *.pxm, *.pnm
  • PFM files – *.pfm
  • Sun rasters – *.sr, *.ras
  • TIFF files – *.tiff, *.tif
  • OpenEXR Image files – *.exr
  • Radiance HDR – *.hdr, *.pic
  • Raster and Vector geospatial data supported by GDAL

imwrite

@ [APIドキュメント

imwrite(filename, img[, params]) -> retval

  • 引数
    • filename : 保存して作成する画像ファイルの名前 <str>
      • この拡張子によって保存する画像のファイル形式が決定されます
      • サポートされている画像形式はimread関数と同様です
    • img : 保存する画像 <ndarray>
    • params : 画像フォーマットごとの保存パラメーター <tuple>
      • ImwriteFlagsでパラメータ名を指定し、パラメータ名と値をタプルで次のように設定します。
        • (パラメータ名1, 値1, パラメータ名2, 値2, …)
      • ここでは、例えばJPEGファイルの圧縮レベルなどを指定できます。
  • 戻り値
    • retval : 保存に成功したかどうかを表す値 <bool>

imgで指定された画像を、filenameで保存します。